分析事業
ANALYSIS
分析室における分析項目
土壌と堆肥の物理性
固 相 | 全体のうちの固体の割合を調べます。 |
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液 相 | 全体のうちの液体の割合を調べます。 |
気 相 | 全体のうちの気体の割合を調べます。 |
比 重 | 水の比重を1とした時に対する固形・水分・空気の全てを含んだ比重を量ります。 |
仮比重 | 水の比重を1とした時に対する水分を除いた、固形と空気を含む比重を量ります。 |
真比重 | 水の比重を1とした時に対する水分を除いた、固形のみの比重を量ります。 |
土壌の化学性
CEC | 塩基置換容量を調べます。肥料成分をどのくらい保持することが出来るのかが分かります。肥沃かどうかの目安になります。 |
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腐植 | 植物残渣や微生物遺体などの有機残渣を調べます。 肥料成分が濃いと肥料障害が起こり作物の品質・収量の低下が発生しやすくなります。 |
塩基飽和度 | CECの中で石灰、苦土・加里がどのくらいの割合を占めているか調べます。 |
土壌と堆肥の化学性
pH(H2O)、pH(KCl) | 酸性、中性、アルカリ性を調べます。 酸性の場合だとマンガンやアルミニウムが溶け出し植物に悪影響が出たり、微生物の活性にも悪影響が出ます。 |
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EC | 電気伝導度を調べます。土壌中の肥料成分の濃さが分かります。 肥料成分が濃いと肥料障害が起こり、作物の品質・収量の低下が発生しやすくなります。 |
リン酸 | 植物の成長や開花結実に効果を発揮し、品質向上に影響を与えます。 可能な場合、亜鉛や鉄、マグネシウム欠乏を起こすことがあります。 |
アンモニア態窒素 | アンモニア態窒素は、硝酸細菌により硝酸態窒素になります。 窒素量の目安の1つになります。 |
硝酸態窒素 | 硝化細菌により変化した硝酸態窒素を調べます。 とくに畑作物で吸収・利用されます。 |
置換性石灰(カルシウム) | pHを上げる効果があります。 過剰の場合、苦土やカリ欠乏の症状が出やすくなります。 |
置換性苦土(マグネシウム) | 葉緑素の主成分で光合成に影響します。 カリが多いと吸収されにくいので、バランスに注意します。 |
置換性加里(カリウム) | 光合成や炭水化物の蓄積に影響します。 苦土とカリのバランスに注意して、苦土欠乏が出ないように注意します。 |
植物試験
発芽(根毛)試験 | シャーレの上で堆肥や土壌サンプルを濾過した水に種を浸し発芽するかどうか調べると同時に、根が正常に形成されているかも調べます。 有害物質が含まれていないかがわかります。 |
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幼植物試験 | 実際に堆肥や土壌サンプルに種を植えて、生育過程を観察します。 植物の大きさ、色などから生育状態を調べて土壌の質や農作物の生産効率を調べます。 |