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INNOVATION

資源循環型社会の追求に終わりはない

当社は資源循環型社会に貢献すべく、時代のニーズに合わせた資源循環について日々研究を続けております。

どのようなものが循環されていないか、新技術をどのように生かせるかなど、さまざまな人たちと共同で研究に努め、事業化を行っております。

●亜臨界装置を使った飼肥料化

亜臨界装置(高温高圧加水分解装置)を用いて、堆肥化・肥料化・飼料化の研究を進めております。

特に飼料化については、今まで飼料として活用できなかった難分解性の有機物を亜臨界装置の強力な加水分解を用いてペプチドやアミノ酸レベルにまで素早く分解し飼料化することに成功しました。

いくつもの動物試験を実施し、既存の飼料と同等、またはそれ以上の消化吸収率を持つ高品位飼料として証明されています。

有機系食品廃棄物(魚のアラ、野菜くず、肉類、御飯、麺)などを高温高圧装置(亜臨界装置)で分解。

高品質な肥料や培土、資料にする研究を行なっています。

発酵期間の短縮・臭気予防

この方法で堆肥化が完了するまでに3~4ヶ月と長い時間を要することや発酵途中での臭いが出てしまう欠点がありました。

亜臨界装置を導入することで、密閉型撹拌容器で臭いをあまり出すことなく、素早く一次発酵を完了することが出来るようになりました。

当社では臭いが出やすい食品廃棄物をこの亜臨界装置で処理し堆肥化しております。

また、新たな活用法の追求として、新たな培土や飼料の作成に亜臨界装置を用い
方法も研究しています。

近赤外線分析器による土壌分析システムの開発

土壌分析や堆肥分析では、化学薬品を用いた分析が一般的です。

しかし、分析機器の導入にかかるイニシャルコストが高いこと、分析業務には専門の分析官が必要でランニングコストがかかること、さらに分析作業が複雑で時間がかかることが問題でした。

また、化学薬品によっては廃棄処理が難しく環境負荷が大きいことも問題でした。

近赤外線分析器は、近赤外線を用いてスペクトルを測る画期的な分析装置です。

これにより化学薬品の使用を減らし、短時間で分析することが可能となりました。

また、将来的にはこの分析器をコンパクトにして、現場でリアルタイムで分析することも可能になると考えられています。

URO凝縮熱技術を利用した装置開発

水質浄化などで用いられるRO膜を利用して、従来よりも省エネルギー・低コストで加熱水蒸気を発生させる事ができる装置を開発。

農業用温室の暖房機として使用した場合、ヒートポンプの熱より伝わりやすく、温室内の温度を均一に保つことができます。

農業用暖房機としての活用や医療分野での事業化を進めています。

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